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予防接種

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予防接種の実施日時について

月・火・木・金の14:30~15:00まで、乳幼児(1歳未満)の小さなお子さまの優先時間として設けております。
「WEBで予約をする」から予約を行ってください。
なお、各種予防接種の予診票はこちらからダウンロードして、ご記入いただき、
ご来院時に持参いただくとスムーズに診療を行うことができます。

予防接種スケジュール

NPO法人VPDを知って、子どもを守ろうの会から引用(URL: http://www.know-vpd.jp/)

定期接種

B型肝炎

対象
生後2ヶ月から開始。4週以上あけて2回目、3回目は初回接種以降、20~24週あけて接種して完了です。

母子感染予防法により、出生時に予防処置をされた乳児は、定期接種の適応外になりますので注意が必要です。

疾患の説明
代表的な肝炎を起こすウィルスです。感染がつづくと慢性肝炎、肝硬変や肝ガンになることもあります。日本におけるHBV持続感染者は、130~150万人存在すると推計されています。急性肝炎による新規の推定入院者数は年間1,800人程度で、軽症や潜伏感染例も含めると、5,000人以上の新規感染者が想定されます。お母さんからの母子感染は激減してきましたが、現在は性交渉や家族・集団保育での感染(水平感染)が問題になっています。

 ロタウィルス

対象
ロタリックス(1価)は生後24週までに2回、ロタテック(5価)は生後32週までに3回、経口接種します。初回は14週までに始めて、4週以上あけます。

疾患の説明
ロタウィルスは乳児の胃腸炎を起こす代表的なウィルスです。嘔吐がひどく水分がとれなくなると脱水になり重篤な状態になります。小さい子ほど入院して点滴する必要性が高くなります。胃腸炎関連けいれんや脳炎を合併することもあります。
※ロタテックをご希望の方はお電話で予約をしてください。

肺炎球菌

対象
生後2ヶ月から開始。4~8週間隔で3回接種します。4回目は3回目接種以降2か月以上あけ、なおかつ1歳以降に接種して完了です<合計4回接種>。

疾患の説明
乳幼児期に敗血症や髄膜炎を起こします。肺炎や中耳炎の原因菌としても多いです。ワクチンは主に前者を防ぐ目的で行われています。

5種混合<ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオ・ヒブ>

対象生後2ヶ月から開始。3~8週間隔で3回接種します。4回目は3回目接種以降、1年あけて接種して完了です<合計4回接種>。

疾患の説明
5種とは、ジフテリア、百日咳、破傷風、ポリオ・ヒブを指します。ジフテリアとポリオは国内での感染はほとんどありませんが過去には重症者が出ていました。百日咳は乳児では重症の咳や呼吸困難で命に関わることもあります。破傷風は怪我をした傷口から菌が入り、痙攣や麻痺をきたす死亡率の高い疾患です。ヒブは乳幼児期に髄膜炎や喉頭蓋炎など重症感染症を起こす菌です。

BCG

対象
生後5ヶ月から接種(8ヶ月くらいまでの接種が望ましい)。狛江は公費対象外のため、当院では自費となります<1回のみ接種>。

疾患の説明
結核を予防します。結核は成人では肺結核の長引く咳や熱が有名ですが、乳児では全身に結核菌がめぐって髄膜炎や粟粒結核という致死的な疾患を起こします。結核は現在も大都市圏を中心に毎年2万人以上の患者が新たに発症し、2千人以上が死亡している病気です。

MR(麻疹・風疹・混合ワクチン)

対象
1歳から2歳に第1期(1回目)を接種をします。第2期(2回目)は小学校就学前の1年間に接種します<合計2回接種>。

疾患の説明
麻疹は発熱、発疹から肺炎や脳炎などの合併症をきたす疾患で、非常に強い感染力があります。風疹は‘3日はしか’とも呼ばれ、発熱、発疹をきたす疾患で、妊婦が感染すると赤ちゃんに重篤な障害が出る可能性があります。

水痘

対象
1歳から開始。2回目は初回接種から6ヶ月以上あけて接種します<合計2回接種>。

疾患の説明
みずぼうそうとも呼ばれるウィルス感染です。全身に水疱疹が多発し、重篤な状態にいたることもあります。帯状疱疹も同じウィルスが原因で発症します。

日本脳炎

対象
生後6ヶ月から7歳半まで接種可能です。標準的には3歳で2回接種し(1~4週間隔)、その約1年後の4歳頃に追加接種(3回目)します。追加接種以降、4〜5年あけた9~12歳に第2期を接種します<合計4回接種>。

疾患の説明
蚊が媒介する日本脳炎ウィルスの感染で、急性脳炎を引き起こします。半数程度の方が後遺症を残す、治療法のない重篤な疾患です。日本での発症はきわめて稀ですが、東南アジアなどで流行があります。

2種混合(ジフテリア・破傷風)

対象
11歳以上13歳未満に1回接種します<1回のみ接種>。

疾患の説明
4種混合に入っているジフテリアと破傷風について追加接種します。

任意接種

おたふく風邪

対象
1歳から接種できます(1回6,500円)。MRワクチンと同様に1歳頃と5~6歳の2回接種が薦められています。

世田谷区に住民登録がある満1歳から小学校就学前のお子様は1回あたり3,000円の助成金が区からでます。

医療機関が設定した金額から助成金額3,000円を差し引いた金額をお支払いください。

疾患の説明
ムンプスウィルスの感染で、発熱や耳下腺(耳の下にあるだ液腺)の腫れが特徴です。頭痛をきたす髄膜炎や難聴や精巣炎など重い合併症もあります。おたふくかぜの合併症で難聴になった人が、2015、16年の2年間で少なくとも336人いることが、日本耳鼻咽喉科学会による初の全国調査で分かっています。

不活性化ポリオ

対象
4〜6歳頃に2回目の追加接種として任意接種(1回 12,500円)します。

疾患の説明
不活化ポリオワクチンは接種から時間が経つと感染を予防する力が低下してきます。4〜6歳時に追加接種すると、ポリオ感染を予防する力がより高く維持されます。初回免疫3回と1回目の追加接種は定期接種ですが、就学前の追加接種は任意接種になります。

子宮頸がんワクチン

子宮頸がんワクチンは、子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を防ぐ予防接種です。

ワクチンはシルガード9とガーダシルの2種類があります。

定期接種対象者・女子(小学校6年生から高校1年生相当)

接種間隔(シルガード9接種の場合)

・12歳~スタート(2回接種)

2回目 6か月後

・15歳~スタート(3回接種)

2回目 2か月後

3回目 1回目から6か月後

任意接種対象者・男子(小学生6年生~高校1年生相当年齢)

世田谷区に住民登録がある方

接種間隔・3回(ガーダシルのみ)

2回目 2か月後

3回目 1回目から6か月後

※女子・男子ともに標準的に接種できなかった場合は間隔の日数が変わります。

※キャッチアップ接種は2025年3月31日で終了しましたが、今年度17歳~28歳になる方(1997年4月2日~2009年4月1日生まれ)でキャッチアップ接種期間中(2022年4月1日~2025年3月31日)に1回以上接種している方は、2026年3月31日まで公費で3回の接種を完了できるよう経過措置が設けられています。

疾患の説明

子宮頸がんは、子宮の入り口にできるがんのことです。初期には症状がほとんどないため、自覚症状が現れることなく進行していくという特徴があります。子宮頸がんのほとんどはヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染が原因です。HPVは主に性交渉によって感染し、女性の子宮頸がんだけでなく男性でもかかる病気の原因にもなります。

 

 

 

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